2000年(平成12年)10月発行 Vol.5 Index

和田毅さん 目標は先発試合で負けない投手、そして優勝

早稲田大学野球部
和田 毅 さん


プロフィール
わだ つよし 愛知県で生まれ、父(江津市出身)の仕事の関係で小学6年から出雲市。出雲三中から浜田高校。2年前の夏の甲子園でエースとして8強進出。早稲田大学へ進み、今春の6大学野球で5勝、三振もリーグ歴代3位の88個を記録。日米大学野球の代表にも選ばれた。東京都保谷市在住。19歳。
ステキな笑顔
―今年、東京6大学春季リーグで5勝を挙げる活躍。球速も上がってきていますね。

 高校時代のフォームは上下のバランスが悪かったのですが、大学に入って腰で投げることを覚えた途端、昨夏のオープン戦で142キロが出ました。走り込み、ウエートトレーニングに力を入れ、常時140キロ台が出て、コントロールも安定してきました。

―高校野球との違いは。

 精神的には高校時代の方が辛かったけど、走り込みは今の方が辛いですよ。試合ではバッターのレベルが大きく違い、甘い球だとすぐ捕まります。リーグ戦でいかに先に2勝するかという駆け引きも面白いですね。

―甲子園ベスト8の経験は大きなものがあると思いますが。

 あの時は速球も130キロ前後ですごい投手でもなかったのに、3試合も投げられたことが自信につながりました。ベスト8になっていなかったら、野球を続けていたかどうかも分かりません。人生の分岐点だったと思います。

―秋季リーグの目標は。

 個人的なタイトルより、とにかく優勝したい。自分が先発した試合は絶対に負けない投手に なりたいですね。結果は後からついてくると思います。

―将来、プロを目指されますか。

 野球をやる以上、常に高いレベルでやりたい。今の実力では完投、完封ができる力はないと思いますが、まだ2年あるので…。同年の松坂投手(西武)の活躍はうれしい半面、悔しいのも本音。今はレベルが違いすぎるから、まず、同じ土俵に上がるのが先決です。

通訳ボランティアで島根を世界に紹介

外国人観光客の通訳ボランティア
常松 窈子 さん


プロフィール
つねまつ ようこ 島根大教育学部卒業後、小学校教諭、島根大図書館に勤務。夫の仕事の関係で、米国バージニア州に約2年間住む。平成2年、松江善意通訳連絡会(小林哲朗会長)に入会し、現在、2期目の副会長を務める。松江市古志原一丁目。64歳
常松窈子さん
―ボランティアで外国人観光客の英語通訳をしておられますが、始められたきっかけは。

 もともと英語が好きで、夫の仕事の関係から外国のお客さんと接することが多く、アメリカにも住んだ経験が大きいです。アメリカには美術館や名所を案内するボランティアがいて、知識の高さに驚きました。帰国後、自分も英語を生かした活動をしたいと思い、11年前に松江善意通訳連絡会に入りました。

―その連絡会の副会長を務めておられますが、活動内容は。

 会員は約60人で、うち15人が交代で、冬場を除く毎週土曜と日曜に松江城で外国人観光客のガイドをしています。昨年は約500人を案内し、いろいろな国の人とふれあうことができました。松江市内や近郊の観光案内のほか、国際会議や学会がある時は、受付などもします。

―今年、国際観光振興会から優良善意通訳者として全国表彰されましたね。

 外国の人に気持ちよく観光してもらうことが第一です。先走らず、質問に確実に答えるよう気をつけています。詳しく質問する人もおられるので、歴史や数字をきちんと伝えないといけません。私たちの対応が松江の印象につながりますから。案内した人から手紙などをもらうと、喜んでもらえたんだなあ、と思ってうれしくなります。

―今後も外国人観光客が増え、活動がもっと盛んになるといいですね。

 現在、男性会員は1割しかいないので、もっと参加してもらい、一緒に松江や島根の良さを世界へ紹介していきたい。私たちの活動が、国際親善のお役に立てればと思っています。

2000年(平成12年)10月発行 Vol.5 Index